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平成28年1月29日 第10回 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(於:新宿区役所5F 大会議室) [まちづくり]

平成28年1月29日 第10回 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(於:新宿区役所5F 大会議室) time:1h16m22s

00′00″ 吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)挨拶
《報告事項》
01′23″ 報告事項(1)歌舞伎町シネシティ広場等の整備について/関口知樹新宿区みどり土木部道路課長(資料PDF

05′18″ 報告事項(2)歌舞伎町のまちづくりについて/森孝司新宿区都市計画部景観と地区計画課長(資料PDF

12′43″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/新宿警察署 庄司博幸生活安全課長
17′02″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/新宿消防署 湯浅達也新宿消防署長
22′13″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/東京入国管理局 杉浦正和新宿出張所長
25′48″ 報告事項(4)客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例(案)の概要について
/新宿区区長室(安全・安心対策担当)嶼田道俊副参事(資料PDF

28′44″ 報告事項(5)シネシティ広場の利活用について
/新宿区区長室特命プロジェクト推進課・歌舞伎町ルネッサンス推進協議会事務局次長 菊島茂雄課長(資料PDF

33′12″ 報告事項(6)新宿ミラノ座跡地の開発状況について/株式会社東急レクリエーション常務執行役員 大和田芳弘不動産事業部長
36′37″ 歌舞伎町商店街振興組合 片桐基次理事長
《歌舞伎町ルネッサンス推進協議会・有識者委員からの意見・提言》
40′38″ 戸沼幸市/早稲田大学名誉教授
49′47″ 高橋 誠/株式会社創造開発研究所代表
58′40″ 根本祐二/東洋大学教授
65′19″ 堺屋太一/作家
73′28″ 高橋 誠/株式会社創造開発研究所代表
74′20″ 吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)まとめと閉会挨拶

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会構成員名簿(平成28年1月29日)

吉住健一 /新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)
《有識者委員》
安藤忠雄 /建築家・東京大学 名誉教授 
伊藤 滋 /早稲田大学 特命教授
戸沼幸市 /早稲田大学 名誉教授
高橋 誠 /株式会社創造開発研究所代表
飯尾 豊 /公益財団法人東京都公園協会理事長
堺屋太一 /作家
根本祐二 /東洋大学 教授
《地元事業者委員》
片桐基次 /歌舞伎町商店街振興組合 理事長
荒木孝子 /歌舞伎町二丁目町会長
菅野信三 /株式会社東急レクリエーション 代表取締役社長
中川 敬  /東宝株式会社専務取締役
林 瑞祥  /株式会社ヒューマックス代表取締役会長
大谷昌義 /東亜興行株式会社代表取締役
元谷外志雄/アパグループ代表
吉原一彦 /株式会社ハイジア取締役社長
松田一郎 /新宿サブナード株式会社取締役社長
大﨑 洋  /吉本興業株式会社代表取締役社長
《関係各省庁》
地下誠二 /株式会社日本政策投資銀行常務執行役員
廣田耕一 /東京都青少年・治安対策本部長
青木樹哉 /新宿警察署長
湯浅達也 /新宿消防署長
杉浦正和 /東京入国管理局新宿出張所長
《オブザーバー》
警察庁/法務省/国土交通省/経済産業省/内閣官房/総務省/消防庁/警視庁/東京消防庁/東京都都市整備局/東日本旅客鉄道株式会社/西武鉄道株式会社

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会事務局
村上道明 /新宿区区長室長
菊島重雄 /新宿区区長室特命プロジェクト推進課長

2005年(平成17年)前任の中山弘子新宿区長の一期目に始まった歌舞伎町浄化・再生の官民協働プロジェクト"歌舞伎町ルネッサンス"は、2014年に就任した吉住区長の新宿区政にも引き継がれ、今回はその第10回目の歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(会長:吉住新宿区長)が新宿区役所5F大会議室にて開催されました。協議会設立時は歌舞伎町の中心街区(劇場街)の再開発機運が高く、とともに、全国的な治安の悪化が社会問題となり、歌舞伎町の繁華街はその象徴的な存在でした。当時の小泉首相が「オレも飲みに行けるまちにしろ」との発言で、石原慎太郎元都知事の肝いりによりスタートしたものです。現首相の安倍晋三氏も官房長官の時に視察に来ています。「治安対策は総合行政」と陣頭指揮を執った広島県警本部長から当時都副知事に就任した竹花豊氏が絵を描き、この協議会がスタート、中山弘子氏の新宿区政においても重要施策としてこれを官民一体となって進めてきました。その中山弘子氏が3期12年区長を務めた後、一昨年11月新宿区長となったのが吉住健一氏に引き継がれて二回目の協議会です。

歌舞伎町商店街振興組合 片桐基次理事長「街の人間としては、この賑わいをもっともっと盛り上げていく。外国人観光客の方々だけではなく、日本の方々へのおもてなしというものを構築していきたい。
また、歌舞伎町は「人」が資源ということで、若女将会を発足、女性の方々の考えを取り入れて、お客様のことを考え、何ができるか、それを実行していこうと考えている。(歌舞伎町コンシェルジュ委員会発行の公式ガイドブックは7月ごろを予定、若女将会などを充実させていく)」

《歌舞伎町ルネッサンス推進協議会・有識者委員からの意見・提言》
戸沼幸市委員(早稲田大学名誉教授)「女性の意見を取り入れたほうがよい。また、多文化共生に向け、外国人の考えを吸収して街をつくっていったほうがよい。歌舞伎町の盛り場文化の特徴は何か、前衛性、猥雑性、無宗教性。また、歌舞伎町の最初の頃は水(噴水)があって、そこにストーリーが興った。今の歌舞伎町にはストーリーが興りにくい。課題は多い。」
高橋誠委員(株式会社創造開発研究所代表)「シネシティの名前はよくない、ちょっと考えたほうがいい。シネマの歌舞伎町にするのか、それともゴジラの歌舞伎町にするのか等、我が街は何を目指すのか、ブランド戦略を絞り込んではどうか。」
根本祐二委員(東洋大学教授)「新宿区全体で、約300の公共施設があり、うち、30年を経過している建物が60%、50年以上経過しているのもの(寿命がきている)が区役所を含め約20%ある。公共施設の老巧化の中で、小学校も中学校も保育所も図書館も新宿文化センターもこれから20年位の間に建てかえていくことが本当にできるのか、とてもできないと。できないとなると、通常"減らす"ということになるが、これを賢く減らすためには、民間とうまくタイアップしていく、税金を使わずに、民間に一方的に負担をかけるというのではなくて、民間が本来持っている機能を上手に生かすというのが大きなポイントだろう。歌舞伎町でうまくいけば、確実に全国に、モデルとして展開・提供していけるのではないか。シネシティ広場については、稼ぐインフラにしていくこと、広場には、飲食・物販・イベント・広告などお金を稼げるチャンスは無限大にある。これを歌舞伎町全体の収入として上手に得ていく、歌舞伎町はそれができる環境にある。」
堺屋太一委員(作家)「外国人観光客は増えているが、彼らの感想を聞くと、『日本は、夜の遊び場がなくてまったく面白くない』、日本は、諸外国に比べ、夜の遊び場がない(断然少ない)ことが欠点になっている。歌舞伎町は、夜、楽しめる街にする必要がある。これには、いろいろ"抵抗"がある。日本は、世界で一番、安全で安心で正確で清潔、その日本を代表する繁華街、東京を代表する繁華街として、新宿・歌舞伎町の将来はどうあるべきか。夜遊べる街にならないか、ということです。
いろんな不祥事も付きまとう可能性はあるのでしょうが、そういう不祥事を取り除きながら、健全で面白い、そして、今(話に)出ているシネシティ広場も"夜通し"やれるような、そういう広場になれないだろうか。ということが一番重要だと思います。歌舞伎町の使命は、愉しみを与える、夜通し楽しめる街にしていこうということではないだろうか。シネマ・シティもゴジラも結構ですが、そういうものが24時間利活用できるよう、そして、商売も、営業時間を延長してできるような街にすべきではないか。それをビジョンとして、描いていく必要がある。いかに健全で清潔にするかということは、警察、消防、救急、それぞれの仕事ですが、それをしなきゃいかんから元々時間を低減するとか楽しみを抑えるというのは、本末転倒だろうと思います。これをぜひ、皆さん方でご検討いただき、10年のち、オリンピックの後の歌舞伎町を、世界に冠たる楽しみの街にしていただきたい。」

昨年の協議会でも触れましたが、会の空気は中山区政時代とはやや変わってきています。当時は、歌舞伎町中心街区の再開発に対する公共投資が可能とするためにも、浄化作戦は必須、良くも悪くも"安全・安心"が街づくりのキーになって久しいですが、やはり女性区長に遠慮してか、歌舞伎町の特徴である「猥雑さ」を大事にしましょうなんて話は、戸沼委員を除いてはなかなか言い出せなかった。それが、吉住区長になってから、だいぶニュアンスが変化してきている。
着地するかどうかは兎も角、何度もチャレンジしては"権力"に押しつぶされてきた『眠らない街―歌舞伎町』としての魅力、つまり歌舞伎町を夜通し楽しめる街にしていくべきでは?という発言が有識者委員からもでてくるようになってきたことは大きいかと。昨年4月、協議会発足当時から目指してきた旧コマ劇場跡地再開発が新宿東宝ビルという形で着地、ホテルグレイスリーとゴジラ効果と、反対に足元の地面に近いところは観光地化されていない観光地だからというのが相まって、非常に多くの外国人観光客が訪れる、文字通り『観光地』として歌舞伎町は大きく様変わりしました。時代の流れというものはもはや確定的で、だからこそ外国人観光客の受け入れインフラやサービス面での整備は今の投資に見合っていると言えると思います。2020年までの風は掴んだとして、ではそのあとは?実はそこが重要なのではないでしょうか。2020年に向かっての追い風を使って、2020年以降の歌舞伎町にとっても有用な資源となるハード・ソフト両面での施策をうつ。とくに根本委員、堺屋委員はそこにヒントを投げかけていたように思います。

近々の歌舞伎町のトピックとしては、年度内(3月末)までにシネシティ広場の整備が完了するということ、年度明けすぐの4月、新宿区客引き行為等の防止に関する条例が強化され罰則付き(過料5万円ほか)になること、28年度内に実証実験協議し、シネシティ広場は29年度よりオープンカフェが運営されるようになるということ、そしてミラノ座の解体作業がこれから約1年は続く、というあたりでしょうか。詳細は上記資料PDFを参照ください。
協議会の最後に、吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)は、「外国からいらっしゃったお客さんにきちっとした接客ができるかどうか、繰り返し来ていただくには大きなポイントになるのだろう、そのために必要な取り組みにつきましては、区側も検討していかなくてはならない。
ブランド戦略につきましては、これが新宿なんだ、と確信できるようなブランドでなくてはならないと認識してますので、今後も、街の皆さんとともに納得できるようなブランドをつくっていけるかどうか協議していく。人が集まってる、賑わいがあるというのは民間の中の力と知恵、その活力を発揮していただく必要がある。長期ビジョンについても、これは関係法令、条例等ありますので、新宿において、安全を担保しながらいかに楽しんでいただけるのか、それにつきまして、関係省庁の皆様とも協議しながら進めていきたい。」とまとめ、この日の協議会は終了しました。


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